急性大動脈解離

疾患について

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急性大動脈解離

急性大動脈解離は緊急性の高い疾患です。
緊急の場合は24時間対応の以下のホットラインまでご連絡ください。

連絡先

夜間受付電話番号:03-3353-1208 心臓血管外科当直医PHS:070-4833-3561

大動脈解離とは

大動脈解離とは、大動脈の壁が傷ついて、壁の一部が剥がれている状態です。ひとたび大動脈壁が傷ついて大動脈壁の中に血液が進入すると、きわめて短時間に大動脈の広い範囲に解離が広がっていきます。
大動脈解離は突然発症します。胸や背中、腹部に激痛を起こし、意識消失を伴う場合もあります。傷ついて弱くなった大動脈の壁が大動脈破裂を起こしたり、さまざまな臓器の血流障害(脳梗塞や内臓の壊死など)が高い確率でおこります。発症直後から48時間以内に50%の死亡率がある、極めて危険な病気です。

治療

心臓の近くの上行大動脈に解離が存在する大動脈解離(スタンフォードA型、以下A型解離)は、大動脈破裂・心筋梗塞・急性心不全などの致命的な合併症がおきる可能性が特に高いため、原則として緊急手術(開胸による人工血管置換術)が必要です。
一方、上行大動脈に解離がないスタンフォードB型大動脈解離は、発症直後には手術を行わずに厳重な血圧コントロールを行うことが原則です。急性期には状態が急変して手術が必要になる可能性があり、心臓血管外科医が対応できる病院で、2週間程度の治療が必要です。

発症から十分な時間が経過した慢性大動脈解離の患者さんは、外来で降圧療法を中心とした治療が行われます。初期治療後も大動脈解離は残ることが多く、弱い大動脈壁が膨らんで大動脈瘤となることがあります。定期的な画像検査で解離した大動脈の大きさの変化を確認して、大動脈瘤が大きくなった場合には手術が検討されます。
近年、大動脈解離の発症1年以内にステントグラフト治療を行うことで、将来的な大動脈瘤の発症が予防されることが明らかとなりました。当院でも、大動脈解離に対してのステントグラフト治療を行っています。

慶應義塾大学病院は東京都大動脈解離CCUネットワークに加盟して365日24時間体制で急性大動脈解離の患者さんを受け入れています。重症例、人工透析患者など治療困難例についても積極的な治療を行っております。緊急の際には、下記までご連絡下さい。

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夜間受付電話番号:03-3353-1208 心臓血管外科当直医PHS:070-4833-3561

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