大動脈瘤について
大動脈瘤は、大動脈瘤の破裂や大動脈解離といった、生命に危険な状態に突然なってしまう病気です。ひとたび大動脈瘤が危険な状態となると、手術に間に合わなかったり、手術が上手くいっても、術後の回復期間に長期間が必要となってしまいます。そのため、大動脈瘤に対してはしっかりと治療を行う必要があります。
大動脈瘤の特徴として、巨大な大動脈瘤があっても、痛みなどの症状は、危険な状態になるまでほとんどないことが多いです。そのため、大動脈瘤は健康診断や他の病気の検査などで偶然発見されることが多いです。
大動脈瘤が発見され、大動脈の手術治療が必要と説明を受けても、納得できないことも多いと思います。同じ大きさの大動脈瘤でも、患者さんごとに大動脈瘤の形や場所、内臓への血管との位置関係も違いますし、さらには患者さんごとに年齢や狭心症・糖尿病などの他の病気の有無、日常生活の活動度なども異なります。そのため、患者さんごとに治療の方針(血圧のコントロールを行いながらの定期検査による経過観察、または手術)、さらに手術の方法(開胸・開腹手術かカテーテルの手術(ステントグラフト))が異なってきます。
当院では、患者さんごとに他のご病気や全身の状態と合わせて治療法を検討し、患者さん・ご家族と相談しながら、最適な治療を提供することを常に心がけています。ご不明な点やご不安なことがございましたら、医師・看護師に、いつでもお声がけください。
大動脈瘤は手術以外の方法で縮小することはありません。患者さんごとに病気の進行スピードは異なりますが、大動脈瘤がある一定の大きさに達すると、大動脈瘤の破裂・大動脈解離発症の危険率が急に上昇します。また、大動脈瘤の形がいびつな場合には、小さくても破裂の危険性が高いです。
CTの検査などで大動脈瘤の状態を確認し、状況を説明いたします。手術が必要な場合には、全身の精密検査を行った後に手術を行います。
外来受診について
木曜日(担当:志水秀行)もしくは月曜日(担当:橋詰賢一)の心臓血管外科外来が、大動脈瘤の患者さんを専門としています。月・木曜日の通院が困難な際には、他の曜日でも対応させていただきます。また、緊急の際には、休日を含めて、いつでもご紹介下さい。
連絡先
夜間受付電話番号:03-3353-1208 心臓血管外科当直医PHS:070-4833-3561
