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大動脈疾患

ステントグラフト

当院では、以前より胸部大動脈瘤に対してステントグラフト(井上式ステントグラフト)を施行してきましたが、2009年8月より、腹部大動脈瘤および胸部大動脈瘤に対するステントグラフト治療を本格的に開始いたしました。
現在、腹部・胸部併せて5〜8例/月のペースで積極的に施行しております。特に腹部大動脈瘤および胸部下行大動脈瘤に対してはステントグラフト治療を第一選択としております。

写真:腹部ステントグラフト

<治療前> <ステントグラフト治療後>

写真:胸部ステントグラフト

<治療前> <ステントグラフト治療後>
ステントグラフト症例数 (2010年12月まで)
腹部(2009年8月〜2010年11月) 64例
胸部(2009年8月〜2010年11月) 42例
2009年8月以降合計 106例
経皮的ステントグラフト通算 152例

また、経皮的ステントグラフトのみでは治療困難な複雑な症例においては、開胸手術と組み合わせたステントグラフト治療(ハイブリッドステントグラフト治療)を行い、可能な限り低侵襲な治療を行うことを考えております。

担当の志水秀行は、ステントグラフト実施医、ステントグラフト指導医を国内実施可能全種類について取得しております。

腹部:Zenith®、GoreExcluder®、Powerlink® Stentgraft System
胸部:GoreTAG® 、TALENT™ Thoracic Stent Graft)

また、腹部・胸部ともに豊富な開腹・開胸手術の経験を持っているため、患者さまに安全な治療が行えることを第一に考えて、治療方針の選択においても無理のない適切な選択を行っております。
ステントグラフト治療を希望される患者さまは、木曜日午前(担当:志水秀行)もしくは火曜日午後(担当:岡本一真)の心臓血管外科外来を受診して下さい。

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